明治安田生命「じぶんの積み立て」を解約した話 その3

入門編!

さて、前回までは母が契約した年金保険について、メリットとデメリットをしっかり検討し、僕の結論としては解約して欲しいと思っていたことをお伝えしてきました。今回は実際の解約までの道のりを書いて行きます。

母からの抵抗

当然なのですが、まずは母を説得しようと試みました。今にしてみればそりゃそうだとは思うのですが、これがかなり大変でした。論点を整理して書いてみたいと思います。

  • 途中解約は損するかもしれない

当初、母はこのように僕に主張していました。実際には掛金は100%返すという内容の年金保険なので、母の主張は間違っているのですが、一般的な年金保険ならきっとそうだったでしょう。30代で加入して30年以上払い込む年金保険の当初22年間は返戻率が100%未満だった、みたいなことはよくあるし、年金商品によってはそもそも全期間で100%帰ってこないものもあります(ちなみに学資保険でも掛金より減って返ってくるものが結構あります。)

しっかり調べて、全額返ってくることを教えてあげると、続いて、

  • あと1年続ければお金増えるんよ!

この主張は正しいといえば正しいのかもしれません。ただで預けたお金の利子が欲しいという気持ちもわかります。でも、これは深い沼なのです。あと1年払えばお金が増える、という感情にとらわれると、5年払った後に後5年待てはまた増える、と思うものです。

待ってもインフレに勝てないよ、銀行預金の方が価値が高いよと教えると、

  • 保険屋さんは別にそんなに悪い人じゃなくって!

うーん、こうなるとは思っていたのですが、こういうのってメンタルブロックとでもいうのでしょうか?なんか悪い気がする、とか、騙されたと思いたくない、とかいろいろな感情があるのだと思います。僕は当事者ではない(ある意味当事者ですが)ので、どうしてもその保険屋さんに何かを貢ぎたいならご飯に誘ったりするといいんじゃない?と伝えてしまいました。

すると、最終的に母は無抵抗な状態になってしまい、

  • 解約したいならすればいいじゃない!

と、投げやりになってしまいました。

保険担当者との攻防

攻防!と書きましたが、こちらの腹は決まっていたので、それほど大した内容でもないです笑。

母は戦意喪失しているので、僕が保険担当者と直接話をすることになりました。

正直想定はしていましたが、

解約のお手続きですか?

お支払いはお母様の口座なので必要ないんじゃありませんか?

可能な限り早い段階で解約したいのですが〜

契約者本人様が来店していただかないと解約できない仕組みになっておりまして、今度実家にいらした時にご来店されては?

僕は実家からかなり離れて住んでいるので、今実家に帰ると2週間のダウンタイムを取らないと仕事に復帰できません。僕の勤めている会社のコロナウイルスへの対応のせいなんですけどね。なので、実家に帰ることは現実的ではありません。(多分向こうの保険会社もその辺知っている気がします)

今回の契約の経緯はご存知ですよね?解約できないということであれば、消費者センターに問い合わせるか、もしくは警察に相談しようと思うのですが?

ここで電話が変わります。

お電話代わりました、支店長の◆と申します。解約のお手続きですね?書類を郵送しますので、自筆で記入していただけると最短2週間後の解約となるので3月は間に合いませんがいかがでしょうか?

ちゃんと社員研修してもらいたいですね!なんてもちろん言わずに笑

4月分を払わなくて済むならそのようにしたいので、郵送していただけますか?

と、まあ自然な(?)流れで解約することができました。

終結

結局解約の書類は4月になってやっと届き、返送して解約することができました。1月に担当者交代の電話があり、2月に父が怒り狂い、3月になってようやく全体像が見えて、結局数ヶ月かかった解約攻防戦でした。

それでも、4年間積み立てた24万円が無傷で母に返ってきたことは本当によかったなあと思っています。あまり贅沢する人ではないですが、まとまった金額なので何か自由に使って欲しいです。

年金保険は「お金を支払って、お金を受け取る」という、広い意味で投資の性質が色濃い保険商品です。投資の基本はリスク管理と分散投資で、どこかの会社に全額突っ込むのはご法度です。「この会社なら大丈夫」と思って多額のお金を1社に預けるのは、危険な1点集中投資と思って間違いなと思います。

皆さんも、皆さんのご家族も、お金を投資する際にはリスクとリターンのバランスを自分でよく理解して、他人の意見や勧誘に惑わされずに、判断できることを祈っています。

次回も、しっかり考えていきましょう。

ではまた、よろしくお願いします。

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