[生命保険]終身死亡保険は割りに合わない!

入門編!

さて、前回から突然、生命保険シリーズに入りました笑

生命保険シリーズの第一弾として考え始めたのが終身死亡保険についてです。僕が社会に出るにあたり、なんとなく、誰でもこういう生命保険に加入しているんだろうな〜と思っていました。人生の退職金みたいなものですよね。

今日考えたいのは、終身死亡保険の積み立て投資としてのスペック、能力についてです。

終身死亡保険は積み立て投資である

前回から繰返しになりますが、終身死亡保険の全体の大きなシステムは積み立て投資です。投資である以上、どのくらい得をするのかを考えてみたいですね。では、やっていきましょう。

設定としてとりあえず、平均的な死亡年齢を想定します。前回も使いましたが、厚生労働省が発表している最新の簡易生命表によると、男性の場合、50%の人が亡くなるのが83才の時点です。細かい話をすると、自分自身が何歳まで生きるかというのはめちゃくちゃ難しい話題なので、とりあえず今回はこの83才という数字を軸に考えます。

さて、どのくらい得をするのかに関して言うと、金額ベースでは計算が簡単です。前回も表にしましたが、若くして加入する方が金額的な利益は大きいです。

30才で加入→ 支払総額:779万400円→ 220万9600円の利益(?)

40才で加入→ 支払総額:828万2400円→ 171万7600円の利益 (?)

50才で加入→ 支払総額:889万3200円→ 110万6800円の利益 (?)

どの場合でも83才で死亡した時に1000万円受け取るのは同じなので、上の表のようになります。

でも、投資だと言うことに気がついてしまったなら利回りも気になりますよね?

では、利回りも計算してみましょう!

終身死亡保険の利回りは?

積み立て期間(30才で加入すれば30年、40才で加入すれば20年ということになります)とその後寝かせておく期間(どの場合でも83才で亡くなることを想定するので23年間)の年間利回りは同じ利率だと考えます。

すると、

30才で加入→ 83才で1000万円受け取り→ 年利約0.7%

40才で加入→ 83才で1000万円受け取り→ 年利約0.65%

50才で加入→ 83才で1000万円受け取り→ 年利約0.45%

となりました!

計算かなり大変でした〜笑

利回りについても、若くして加入してくれた人が優遇されているようです。もしかして利回りで見たらどの年代で加入しても同じなのでは?という疑惑を持っていましたが、今回の計算でそれが間違いであることがわかりました。

比較してみましょう!

さて、最低限知りたい条件が出揃ったので、これまでみてきた投資商品や保険商品と比較して考えてみましょう。今回は30才で加入することを想定します。

まずは投資のチャンピオン、SPYに再登場していただきます!

SPDR S&P500 ETF (SPY)
  • 設定来の年平均利回り:10.19%
  • 30才から積み立て、月額2万1640円を60才まで継続
  • その後23年間取り崩さずに運用を続けると
  • 運用結果は3億654万円になります

すげえ〜笑。この計算はあくまで、これまで28年間の成績が今後53年にわたって持続することを想定しているので、机上の空論なのは間違い無いですが、それでも衝撃的な数字ですね。遺産相続問題が発生しそうです。

続いて、今回の終身死亡保険のライバルとして登場してもらうのが年金保険の時に紹介した年金商品ランキング1位のあの商品です!

ニッセイみらいのカタチ年金保険
  • 30才から加入する場合、65才までの35年間払い込みます
  • 月額2万6880円で、総支払金額は約1120万円
  • 受け取り金額は65才から10年間、120万円ずつ受給するので、総額1200万円
  • 利回り計算すると、年利約0.35%

比較のためにもう一度、終身死亡保険もまとめましょう

「終身保険ライズ」(オリックス保険)
  • 30才から加入、60才までの30年間で払い込み
  • 月額2万1640円で、30年間の支払総額は779万400円
  • 受け取り金額は1000万円。今回は83才で亡くなることを想定
  • 利回り計算すると、年利約0.7%

年金商品は受け取り金額が1200万円なので終身死亡保険の1000万円よりも多くもらえるのですが、その分支払期間も月額も少し多くなっています。支払総額にすると300万円以上違いますね。どちらにしろ超長期投資ですが、利回りがいいのは終身死亡保険のようです。想定よりも長生きした場合、少しずつ減少してしまいますけどね。

利回りが少ないとはいえ、自分で使えるお金となるかどうかは大きな差ではないかなと思います。終身死亡保険は亡くなってから受給するのが一番受け取り金額が大きくなるので、自分が使えるお金ではありません。でも、年金保険なら自分で使えるお金として受給できます。

見比べてみて思うこと

30才から積み立てる、という視点で見ると終身死亡保険と年金保険はかなり似ている額を、似ている期間払い込んで、かなり似ている金額を受け取ることができることがわかりました。

ぶっちゃけどっちもどっち、どんぐりの背比べに見えます。

リスク分散についても、一社に一点集中投資なので、どちらも同じくらいリスクが高いです。

一方で、保険の世界から投資の世界に目を向けると、平均リターンが10倍以上あるのにリスク分散も十分にされていて、自分が使ってよし、相続してよしの資産を買うことができることがわかります。

皆さんはどう思われましたか?

僕は、タイトル通り、終身死亡保険は割りに合わないかなぁ〜と思っています。

ではまた次回もしっかり考えていきましょう。

よろしくお願いします。

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