[誰が優勝?]終身保険vs. 掛け捨て保険vs. 無保険の場合の蓄財レース

入門編!

こんにちは、やすやすです。

前回まで、保険に加入する前提で生命保険の仕組みや加入する際の必要保険額などを考えてきました。

今回は視点を変えて、ものすごく当たり前のことを検証していきたいと思います。

毎月、保険にお金をかけるのと、貯蓄や投資に回すのとでは、どのくらい資産形成に差が出るのでしょうか?

蓄財レース!

では、今回のレースに出走する選手をご紹介しましょう!

第一レーン!終身死亡保険1000万円コース!「終身保険ライズ」(30才男性、Aさん)

第二レーン!定期死亡保険1000万円コース!「スーパー割引定期保険」(30才男性、Bさん)

第三レーン!全く無保険!(30才男性、Cさん)

さて、レースの前にルールを説明します。ルールが決まらないと競争ができないですからね。

今回のルールは毎月5万円の余剰資金がある人が、保険と貯蓄と投資をすることを想定します。保険は上記の通り、終身保険か定期保険か無保険の3択です。貯蓄は銀行預金とします。余剰資金5万円から保険料を引いて、余った部分の30%を銀行預金に回します。残りを全て投資に回すこととします。

投資は少額からの積み立てとなるので、投資信託を利用することにします。

投資信託先は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」とします。このファンドはまだ2年しか実績がないので、S&P500の過去30年のリターンが約9%だったことを引用します。また、この投資信託の信託報酬が0.0968%なので、

9➖0.0968=8.90% を投資利回りとして設定します。

では、ルール説明はここまで!レースをスタートしてもらいましょう!

最初の10年の成績

さっさと結果をみていきますよ〜笑

まずは初期設定です。

    Aさん       Bさん       Cさん     
保険料   21640    850    0
銀行預金   8508   14745   15000
投資資産   19852   34405   35000
単位は円です

毎月、この額を積み立てます。

では10年後!

10年後   Aさん      Bさん      Cさん   
保険証券 1/3払い込み  貯蓄性なし    0
銀行預金  1020960  1769400  1800000
投資資産  3922678  6798294  6915864
合計  4943638  8567694  8715864
ざっくり  494万円  856万円  871万円
         単位は円です

早速少し差が出ていますね〜。合計資産で、Aさんだけが300万円以上少なくなっています。

ひよこさん
ひよこさん

1000万の終身保険の1/3払い込んどるんやから、300万ほどの資産やと思えばええやんか!

やすやす
やすやす

さすがひよこさんです!終身保険は貯蓄性があるので、解約返戻し金は資産と考えることができます。

でも払い込み途中の保険は返戻率が低く設定されていますので、実質的には300万円を見込むのは過大評価だと思いますよ〜。

とはいえ、終身保険の返戻し金を含めて考えればまだまだ差は小さいようですね。

続いて20年後

早速結果に入りましょう!

ちなみにBさんの保険は10年更新なので、保険料が850円から1650円に上昇しています。

20年後   Aさん      Bさん      Cさん   
保険証券  2/3払い込み  貯蓄性なし    0
銀行預金  2041920  3510000  3600000
投資資産  13124238  22634632  23138642
合計  15166158  26144632  26738642
ざっくり  1516万円  2614万円  2673万円
          単位は円です

ここまで来るとかなりの差になって来ていますね。

合計資産でAさんだけが1000万円以上少ないです。これは大きな差ですよね。

ひよこさん
ひよこさん

Aさんは終身保険払い込んでると言っても1000万の差はもう埋められんなぁ・・・

やすやす
やすやす

ここで僕的に気になるのは、AさんもBさんもすでに1000万円以上の資産があるという事実です。これもう、保険でカバーすべき不安材料はなくなっていると思うのですが、皆さんはどう思われますか?

それではまだまだ参りましょう!

最後は30年後!

最終結果です!Bさんの保険は20年経過したところで再び更新し、保険料が3350円に上昇しています。

30年後   Aさん      Bさん      Cさん   
保険証券 保険証券1000万円    0    0
銀行預金  3062880  5189400  5400000
投資資産  34708652  59843864  61192969
合計  37771532  65033264  66592969
ざっくり3777万円+保険証券  6503万円  6659万円
           単位は円です

60才までの蓄財レース、当然ですが1位はCさんで、6659万円となりました〜。

ひよこさん
ひよこさん

投資額が一番大きいんやからそりゃそうやろ!

やすやす
やすやす

おっしゃる通りです笑

最初から結果が見えている検証でしたね。

ただ、僕が注目したいのはBさんのしたたかな戦略です。

実はこの3名が、60才までの間に同時に亡くなった場合、一番家族にお金を残せるのはBさんです。

全期間にわたって、BさんとCさんの総資産が1000万円以上差が出ることはなかったですし、それどころか30年経ってもBさんとCさんの差は150万円でした。Bさんにしてみれば150万円の機会損失をした代わりに、万が一の場合に追加の1000万円を備えることができたのです。

Bさんの機会損失150万円をもったいないとみれば、総資産が1000万円を超えたところで生命保険は解約してもいいのです。そうすればさらにBさんとCさんの差は縮まります。

ひよこさん
ひよこさん

Bさんの戦略ええな・・・

やすやす
やすやす

それでもCさんよりは総資産が少ないことは気をつけたいですよね。

結論

ようやく生命保険シリーズの結論に辿り着きました笑

この蓄財レースが僕の考え方の基本となっています。

生命保険は、本当に必要な人以外は加入するだけ損なのです。投資や貯蓄をするためのお金が失われ、機会損失を出してしまいます。

また、生命保険が本当に必要な人でも、わずかな金額を10〜20年もかけるだけで、十分不安に対応できると思います。

保険にお金をかけるくらいなら、しっかりと貯蓄と資産を増やす方がよっぽど将来の不安を取り除くことができると思うのですが、皆さんはどう思われましたか?

今回はここまでにします!

また次回もしっかり考えていきましょう。

よろしくお願いします。

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